ホルンフェルス再訪 

2026-4-26(AYSA西部部会会員 USI)

 数年前に山口大学附属病院に入院していた際に、4人部屋の同室には二人の脊椎管狭窄症の患者さんが入院していました。一人は元乃隅神社の近くの漁港に住んでいる漁師さんで、名字は「海辺」さんでした。長門の方から見舞いに来るのは大変で、奥さんは手術が無事に終わると、なかなか来ることが出来ず海辺さんは、週末を待ちわびているようでした。病院食が「まずい、まずい」と言うのが口癖で、奥さんが来るときに、ケンサキイカの刺身を持ってくるのだけれど、 「薄井さんは一緒に食べますか」と聞かれたので一つ返事で 「是非いただきます」とお願いしました。 

 もう一人の脊椎管狭窄症患者 ;Mさんは須佐から来ていました。皆さん遠方からの入院で、私が病室の窓から常盤公園の石炭記念館を指さして、「自宅はあの辺りです」と言ったら大変羨ましがっていました。日本海側の方は病院で手術するのも大変だなあと、思ったものです。 

 さて、時々、美味しいケンサキイカを食べたいと思うと、この時の同室の患者さんを思い出します。今回は夫婦で萩辺りに美味しいものを食べに行こうかと相談し、4月中旬に萩・須佐方面に出発しました。萩の笠山の「椿の館」でケンサキイカの刺身、あまだいの煮付け、サザエの壺焼きなどを堪能して、須佐のホルンフェルスを目指しました。須佐は萩から191号線で益田方面に向かい、約40km程度です。 

 ホルンフェルスは45年前に家族で訪れたことがありました。当日の写真を掲載しますが、少々色あせているものの、家族全員元気で今に至っており、ホルンフェルスは良い想い出です。萩は今後も何度か訪れることがあると思いますが、須佐は少々遠いので、今回が最後の訪問になるかと思いながらハンドルを取りました。宇部から須佐ホルンフェルスまで往復230kmです。最近は少し遠出をすると、これが最後の訪問かと思いつつ、旧い想い出をたどる旅をしています。 

 当日は朝から雨模様でしたが、到着した頃はかなりの雨量で、風も強く、展望台の駐車場からホルンフェルスを遠望するに留めました。(丘を降りれば、すぐなのですが、雨に濡れた遊歩道を往復するのは無理と考え、遠望に留めました。) 

ホルンフェルス遠望の写真も掲載します。 

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