2度あることは3度ある?

2025-10-27(AYSA西部部会会員 MYZ)

 先週末9か月振りに姫路へ行った。昨年11月に姫路に行った時の失敗は新山口駅まで車で行き駐車場が見つからず新山口グランドホテルの駐車場に駐車して大枚を払ったことである。その失敗を教訓に今回は早めに自宅を出発、新山口駅での駐車場ではギリギリのところでセーフとなり何とか駐車できた。いつも新山口駅で姫路までの往復乗車券と自由席特急券を購入し(実は、全く確認していなかったのが起因でこの時に今回の失敗は起きていた)何時もの11時21分発の「さくら」に乗車し、約1時間半の新幹線の旅だった。今回の姫路の旅は、娘から中学2年生の孫娘が「姫路市中学校演奏会」に合唱の部(合唱曲:「美女と野獣」から)で出場するので聴きにこないか、そしてついでに家内の喜寿のお祝いをみんなとしたいからとの話でいそいそと出かけたのである。

Firefly_Gemini Flash

 ところで最近の中学生の学業生活は私達シニアの時代と当然ではあるが様変わりになっていると感じる。孫娘は部活動やそのイベント参加、そして塾通いなどが重なり目いっぱいの日々であるが何とかこなしている。孫娘の合唱部は指導者がいいのだろう、昨年は兵庫県の合唱コンクールで金賞を獲得し、近畿地区大会に出場したと聞く。今年は3年生(孫娘は2年生)の多くの退部があり銀賞に終わったとのこと。

 私が住んでいる宇部市内の中学校でも様々なイベントをしているのだろう。私はその年齢の子供達との接点が少ないので気づかないだけなのかもしれない。特に吹奏楽部などは市内のいろんなイベントに参加しているのだろう。この年齢の子供たちはこのような地域と密着した情操教育を通じて大人になっていくのだろう。しかし一方では地域の「子供会」が運営できなくなる事態も生じている。どうも少子化だけの理由ではないらしい。

 考えて観るに、私達シニアの幼年期は自分が好きなことに打ち込みのんびりと遊ぶ時代を懐かしいと思う一面、その時代時代で教育の激変に惑わされている子供達にはかわいそうな気がするが果たしてどうだろうか?一方で、今の忙しい日々の生活の中でやりこなしていく生徒もいるし、ついていけない生徒もいるのだろう。最近は若い年代の経験格差という事が言われ始めている。難しい課題だ。

 ところで、今回の失敗は完全に私のケアレスミスであった。最初の往復の乗車券購入時に確認していなかったことに気が付いたのは帰りの姫路駅で判明した。帰りの乗車券を改札口に入れても改札口が開かないのである。「何故?何故?・・・・・」とあせった。それは帰りの特急券の使用期限が過ぎていたのである。慌てて「みどりの窓口」に駆け込んだのだが後の祭りである。当然差し替えはしてくれない。「本日の特急券を再度購入してください」とあっさりと言われた。仕方なくその場で帰りの特急券を再度購入、家内と2人なので1万円近い支払いである。新山口駅で往復乗車券購入時に帰りの日時を指定しなかった私の完全なケアレスミスである。乗車券は数日間の有効期間があるが特急券の有効期間はその日だけである。購入時に気が付いてその日に切り替えておけば何ら問題はなかったのだが、やはりその都度確認することが必要である。時にこの年齢になると物事をする事に慌ててしてしまいがちになる。

 今回の出来事は一つの教訓として心しておかなければならない。2度あることは3度ある。娘家族との楽しい日時を過ごしたが何か心にひかるものも残った。これからは心して日々の生活をしていこう。(完)

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