2025-8-28(AYSA西部部会会員 MYZ)

1.日 時:R7(2025).8.28(木) pm1:30~pm3:30
2.場 所:宇部市民活動センター内会議室(宇部市役所第2期棟1階)
3.出席者:MYZ,ASD,ATK,IKD,USI,KNK,KTM,SMI,HYS,MRN(10名)ほか市民(合計13名)
セミナー
テーマ「国債(財政政策)と金利(日銀の金融政策)の関連性について」

~日本の財政政策で国債が果たしてきた役割(功罪)を振り返り。
それに関連する金融政策の金利はどうなった、そしてどうなる~
講演者:MYZ氏(AYSA西部部会会員)
概要

1)日本国債とは 2)日本国債発行・流通市場の関係者と主な資金の流れ
3)日本国債発行の主な歴史
4)その他具体的な事例をグラフ化しその概要を説明
ⅰ)一般会計予算の令和6年・7年の比較 ⅱ)一般会計歳入の構成推移
ⅲ)一般会計税収内訳推移 ⅳ)一般会計歳出推移
ⅴ)長期債残高・GDP・対GDP比推移(日本の名目GDPの内訳)
ⅵ)公債依存度・一般会計歳入・歳出・GDP推移(国際比較)
ⅶ)長期債利回り推移(10年もの国債)と夫々の時期の出来事
ⅷ)国債期間別利回り水準(令和7年8月と5年前を比較―現在を認識)
ⅸ)国債金利別発行残高 ⅹ)国際収支の推移
5)特別会計制度について
ⅰ)国債整理基金特別会計の資金の流れ ⅱ)年金特別会計の資金の流れ ⅲ)外国為替資金特別会計の資金の流れ
6)マトメ 今後の財政(政治)・金融(日銀)の政策ジレンマ(財政健全化と経済成長へのナローパスについて)
感想

戦後80年経過すると様々な政策が時代要請に応じられていないことが生じてきている。今回はその一面である国債(財政)と金利(金融)の側面から今、日本がどうゆう状態にあるのか、そしてその解決策はどのようにして求めていくのか?政治的には楽観論もあるが、今後、日本の金利は適正金利を求めて引き上げられていくことは必然である。そのことに正視して様々な政策(全ての国民に安定した生活を!第一義に)を打ち出していく難しい方程式を解くことが求められている。それらの解決をAIだけににゆだねるのではなくむしろ人間の英知を結集して解決していくことが求められているのだろう。
この度のセミナーの資料を制作しながら、かって経験したことを振り返りそのことが事実として歴史に刻まれその経験を生かしたリスクテイクをしていくことが大事ではないかと“ふと”そう思った。
