テーマ「インド式計算方法について」

2025-9-25(AYSA西部部会会員 MRN)

1.日 時:R7(2025).9.25(木) pm1:30~pm3:30
2.場 所:旧宇部市民活動センター2階会議室
3.出席者:MRN,ASD,ATK,IKD,USI,KNK,KTM,SMI,HYS,MYZ,KBY(11名)

セミナー

テーマ「インド式計算方法について」

講師のMRN氏

~数学力が高く世界で活躍するインド。
そこで使われるインド式計算方法とはどんなものか?~

講演者:MRN氏(AYSA西部部会会員)

概要

1)引き算(なぜ引き算から始める?・・数学的なスパイス(補数)の有用さが分かるから

2)足し算 3)掛け算(インド式計算が本領を発揮するのは掛け算・・解き方が多様)

4)割り算(インド式計算の割り算は従来の筆算とは違い「近似」、「調整」、「暗算」を重視するユニークな方法 

(割り算の基本的な発想)

①割る数を{10の倍数}や「5の倍数」に近づけて計算し誤差を調整する
②商を推測して調整する 
③暗算を重視「おおよその見積もり→修正」を繰り返す

 この3つを組み合わせることで見た目には難しい割り算もスピーディに処理できる    

 1)~4)のケースで夫々に具体的事例を挙げながら解説

講師の感想

  1.  今回の学びでインド計算方式はマジックではなくテクニックであることが分かった
  2. 世界の強大国の仲間入りをしようとしている強かなインド人の柔軟な思考力の一端を垣間見た気がした
  3. 我々としてはケースバイケースでこの方式を上手に使い分けたらいいのではないか
  4. 家庭で祖父母や両親から日常的に教えてもらう機会、日本でも取り入ればとの思い 

感想

セミナーの様子2025-9

  今回は、講師が日頃から興味を持ち続けていたテーマを主題として、具体事例を挙げた解説であった。会員からの意見では今の日本の算数の学びの中で小学生と中学生では教え方の内容が大きく変わる。そこでとまどう生徒が多々あるとのこと。そろばん塾などで暗算に秀でた子もいるが、やはりインド式計算方法でのベースとなる「数」に対する考え方を整理して教えることも大事ではないか? 今回の講話をお聞きして、より単純化して物事を考えるヒントを与えて頂いたような気がする。講師に多謝

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です