テーマ「残照への往還」~生きる力と死への覚悟について~

進行・記録 MYZ

常盤公園:牡丹園

1.日 時:R5(2023).4.27(木) pm1:30~pm3:30
2.場 所:宇部市市民活動センター2階会議室
3.出席者:USI,ATK,KNK,KTM,TSM,HYS,MYZ,MYM,MRN(10名)

セミナー

テーマ「残照への往還」~生きる力と死への覚悟について~

講師:USI氏(AYSA 西部部会会員)

概要

①「残照への往還」を求めた経緯

ⅰ)大山定一京都大学教授の最終講義(ゲーテの晩年「満月に」)
ⅱ)教育心理学授業

②「残照への往還」の自覚

ⅰ)写像と変換、ⅱ)観自在

③「残照への往還」とは

ⅰ)如何にして現実の物質世界を把握するか
ⅱ)こだわらないこころ、自由なこころ、自分のこころの世界を見つめる
ⅲ)こころの世界を宇宙空間の何処にでも写像する
ⅳ)逆写像することで現世に往還する
ⅴ)往還することで人との絆を深め、明日への生きる力を得る

感想

ビッグバン以降の宇宙のモデル

講師の薄井氏は、長年、化学工学を専門とする大学教授として研究活動や学生達のご指導をしてこられた一方、ご自身のご停年を迎えるにあたっては、「論理の世界とは縁を切って、瞑想と社会貢献の生活に入る」と宣言、その後大学での職務を終了後、宇部に帰ってこられて子ども達の環境教育に携わってこられたとのこと。現在は、数年の闘病生活を経られ、新しい社会貢献活動(臨床心理学)も開始され、ご自身の「残照への往還」の境地をさらに深化するべく鋭意ご努力をされている。書籍には「残照への往還」の続編として「黒潮消失から始まる日々」を執筆、発刊し、さらに「明日への道標」(人生と世界の行く 未来を考えるささやかな二つの物語)として電子出版され、好評であるとのこと。私たちは、信仰を宗教と決めがちであるが、講師USI氏の新境地は、通常の宗教学でいう教本を学ぶことで得られることだけを意味しているものではないのではないか?

「あるがままに受け入れる」こころ、そのことに気づくことだけでも素晴らしいこと。この度のお話をお聞きし、皆さんと意見交換をする中で、つい忘れがちになる「おとな」としての振る舞いを積み重ねていくこが大事であると感じた。講師に多謝

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